100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい

100歳まで病気知らずでいたい人におすすめ

100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい

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著者:白澤卓二

初版発行:2012年4月

著者:白澤卓二とは

1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。千葉大学医学部卒業後、同大大学院医学研究科修了、医学博士。東京都老人総合研究所老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て現職に。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会会長。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。健康番組でのわかりやすい老化防止対策解説で定評がある

概要

人間の寿命に関して、遺伝的要因が25%、残り75%が環境要因だという事はわかってきています。つまり、人間の寿命の75%は生活習慣が大きく関わっているという事です。逆に言うと「ガン家系だから」のように「~家系だから」というのはあまり理由にはならないという事です。

健康的に歳を取る事をサクセスフルエイジングといいますが、これには食事、運動、生きがいが重要な要素となっています。その中でももっとも重要なのが「食事」です。

この本で何度も出てきますが、病気にならないためには免疫力を上げる事が必要です。免疫力を高める中枢は白血球の35%を占めるリンパ球です。このリンパ球の約7割は腸内に存在します。つまり免疫力を上げるには腸内環境を整える事が重要なのです。

ここで出てくるのが発酵食品です。発酵食品は微生物によって本来の食材が持つ以上の栄養価をも持つ事が出来ます。また乳酸菌を多く含むので腸内の環境を整えるには最適な食材という事です。

発酵食品をうまく活用する事で免疫力を上げるだけでなく、食材それぞれに効果効能が違うので、その辺を理解して食す事が出来れば病気知らずの体に近づけるようになります。この本には様々な発酵食品の特色、効果効能が説明されているので、すぐに活用する事が出来ます。

ここで発酵食品がもたらす主な効果をご紹介します。増々発酵食品を取り入れたくなること間違いありません。

  • 食材のうま味が増し、栄養の吸収を高める
  • 加齢によって低下した代謝を上げる
  • 腸内環境を整えて免疫力がアップする事で抗ガン、抗アレルギー効果が期待できます。
  • 腸年齢をわかく保ち細胞の代謝を高め、美肌・美髪効果が期待できます。

本書は腸内環境を整える近道ともいえる発酵食品の具体的な効果を知る事が出来るので、元気で病気知らずで歳を重ねたい人は読んでみる価値は充分にあります。

目次

第1章 百寿者の元気のヒミツは「発酵食」にあり(発酵食は長寿食/発酵食品を生み出す、5つの菌に注目 ほか)

第2章 健康長寿に最強の発酵食品ベスト17(目からウロコの発酵食パワー/納豆ー生活習慣病やアルツハイマー病を予防する健康長寿食品 ほか)

第3章 発酵食で病気知らずのからだをつくる(悪い腸内環境が病気を招く/がんを予防する ほか)

第4章 発酵食でいつまでも若々しく(若さの秘密は腸内環境にあり/サビないからだをつくる ほか)

第5章 実践編 発酵食品入り健康スープ&ジュースレシピ(発酵食品入りスープ&ジュースで健康長寿!/「黒酢」でがん予防 彩り野菜の酸辣湯 ほか)

読みどころ

生活習慣病を予防する発酵食品ベスト4

長寿遺伝子を活性化させる食事とは?

腸内環境の悪玉菌を増やす4つの習慣とは?

生活習慣病を予防する発酵食品ベスト4

今様々な発酵食品が健康に良いとして注目されていますが、発酵食品だけでも様々な病気の予防改善が期待されています。

今回は、順天堂大学教授の白澤卓二医師著の「100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい」で提唱している生活習慣病予防が期待できる発酵食品をもとにご紹介したいと思います。

その前に、そもそも発酵食品とは何なんでしょうか?

発酵とは、微生物が人間の体に良い物質を生み出す働きの事。これを利用して作られた食品が発酵食品という事です。

発酵食品の利点としては次の4つがあります。

  1. 栄養素が分解され吸収率が良くなっている
  2. 分解された栄養素があらたな効能を生み出す
  3. 微生物によって新しい栄養素が生まれる
  4. 食品の毒性が低下する

この4つが発酵食品の特徴です。

そしてもう一つ最大の効果が期待できるのが、乳酸菌による効果です。発酵食品は乳酸菌が増え、それにより腸内の善玉菌が増え、病気になりにくい体質になります。

生活習慣病予防する発酵食品とは?

納豆、みりん、日本酒、ヨーグルトです。これらがどのように生活習慣病を予防してくれるのか本書では詳しく解説してあります。理解して取り入れる事でより一層食に対する向き合い方、健康意識が変わる事でしょう。

長寿遺伝子を活性化させる食事とは?

近年老化を遅らせ、寿命を延ばすサーチュイン遺伝子というのが注目されています。

実はこの長寿をつかさどるサーチュイン遺伝子を活性化させる食事方法というのがあります。それは順天堂大学教授の白澤卓二医師著の「100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい」で述べられているので、こちらをもとにポイントご紹介します。

まずは長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を簡単に説明します。

サーチュイン遺伝子はアメリカのマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士が酵母から発見したものです。今では生物が飢餓対策として命を繋ぐ遺伝子として獲得したものだと分かってきています。

つまり人間ものこのサーチュイン遺伝子を持っており、うまく活用する事で100歳は超えられると期待されています。

しかし、普段はほとんど機能しておらず、このサーチュイン遺伝子をONにする事が長生きのポイントとされています。

サーチュイン遺伝子は食事方法で活性化する

アメリカのウィスコンシン大学の研究では、アカゲザルでの研究ではありますが、食事を30%減らしたグループはそうでないグループと比較して寿命が20~30%伸びることが分かりました。

つまり摂取カロリーを減らすことが老化促進する活性酸素を抑え、サーチュイン遺伝子をONにする事が分かりました。

これは人間も同じで、眠れるサーチュイン遺伝子を活性化させるには腹7分目で食べる事が重要なのです。

本書では腹七分で食べるためのベストな方法や、サーチュイン遺伝子を活性化させる成分についても解説。これだけでも長寿遺伝子がONに!

腸内環境の悪玉菌を増やす4つの習慣とは?

近年発酵食品が注目されていますが、発酵食品を食べる事で、健康にどう良いかというと結局腸内環境が整うというのがポイントとなります。ここで順天堂大学教授の白澤卓二医師著の「100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい」で述べられている腸内環境が乱れる4つの要因をご紹介します。

その前に、腸内には3つの菌があります。それは善玉菌、悪玉菌、日和見菌です。

善玉菌は食べ物の吸収を助け、腸内を酸性にして病原菌を減らし免疫力を高めます。

逆に悪玉菌は腸内をアルカリ性腸内を腐敗させ、発がん性物質をつくり、免疫力を低下させます。

日和見菌は、勢力が強い方に加勢するので、良くも悪くも働くという特徴があります。

このように腸内細菌のバランスが崩れると免疫力が落ち、病気になりやすくなります。

腸内の悪玉菌が増える4つの習慣とは?

1.肉中心の食生活

悪玉菌は脂肪やタンパク質を栄養源としているため、脂っぽい食事で野菜不足になると悪玉菌が増えやすくなります。

2.加齢

歳を重ねると腸の働きが悪くなり、善玉菌も減り悪玉菌が増えやすい状態となります。

3.ストレス

ストレスによって自律神経バランスが崩れると腸の働きも悪くなり、結果悪玉菌が増えやすくなります。

4.抗生物質などの薬物

意外かもしれませんが、抗生物質は特定の症状に関して和らげる働きがあるものの、正常な働きをしてる部分には悪影響を及ぼします。これにより腸内の善玉菌が死滅する可能性もあり、悪玉菌が増えることになります。

以上4つが腸内の悪玉菌を増やす事になる要因です。

他にも例外として科学的に合成された食品添加物も腸にとっては異物なので腸内環境を乱す事に繋がります。

また便秘は悪玉菌が増えているサインとも言われています。便秘が続くようなら改善する必要があります。

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