糖質を抜くだけでとこんなにも健康に。糖質の考え方が変わります

断糖のすすめ

断糖のすすめ の要約

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著者:西脇俊二

初版発行:2014年6月

著者:西脇俊二とは

ハタイクリニック院長。弘前大学医学部卒業。1991年~1996年国立国際医療センター糖神科。1996年~2007年国立秩父学園医務課医長。1992年~2007年国立精神・神経センター精神保健研究所研究員。2007年~大石記念病院(足立区)。2008年~皆藤病院(宇都宮)、金沢大学薬学部非常勤講師。2009年~ハタイクリニック院長(目黒区)。2010年~European University Viadrina非常勤講師

概要

断糖とは読んで字のごとく糖質を断つ事。

糖質制限のように糖質の摂取量を制限するのではなく、断糖は、完全に糖を断つ事を言います。

メタボリックシンドロームも、生活習慣病もそのメカニズムを理解すれば治すことが不可能ではありません。それもわざわざ病院へ行き高い治療費や苦しい薬を飲まなくても断糖さえすれば治す事が出来ます。

糖とはチョコレートなどの甘いお菓子だけでなく、パンやご飯、そば、パスタなどの炭水化物も糖質であり、米や小麦粉を原料としたせんべいや、果物や野菜にも糖が含まれています。

残念ながら現代と言う便利な時代を生きる私たちにとっては、炊き立ての白い銀シャリも日本酒もすべてが毒となってしまうのです。

体にとって糖質とは何か?その意味を知り、体から上手に糖質を抜ければ、病気になりたくてもなれないはずです。

本書にはここまで言い切る糖質のデメリットが細かく記載されています。またどのように断糖すればいいのかも具体的に書かれています。ここまで糖質に特化した書籍は中々ないでしょう。

糖質との向き合い方が変わってしまうそんな衝撃的な1冊です。

目次

第1章 現代人にとって、糖は「毒」である
第2章 たいていの病気は「断糖」で完治・改善する
第3章 3日間で実感! 断糖ダイエット
第4章 ボケない断糖の法則
第5章 人生を変える「断糖マニュアル」

読みどころ

糖尿病は断糖で99%治る

なんとも衝撃的なタイトルです。一体どういう事なんでしょう。まず、今回述べる糖尿病はⅡ型糖尿病に関してです。

Ⅱ型糖尿病について簡単に説明します。

まず、食事をすると血糖値は上がります。血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度の事で、これが上がると、脳からすい臓に「インスリンを分泌せよ」と指令が出ます。ブドウ糖が増えると、脳から指令を受けたすい臓がインスリンを分泌し、ブドウ糖をエネルギーが必要な各細胞に送ったり、また脂質やグリコーゲンに変換して予備エネルギーとして貯蔵しながら正常な血糖値まで下げます。

ところが、摂取する糖質が多いとこのメカニズムが狂いだします。

糖質が多くなりすぎると体脂肪になります。つまり脂肪となるのです。脂肪が増えすぎると、ブドウ糖を細胞に送り込む事が出来ずに、血糖値が上がったまま下がらなくなります。すると脳はインスリンが足りないと思い込み、さらにインスリンを分泌するように命令します。しかし、脂肪がじゃまで結局ブドウ糖を細胞に送り込む事が出来ません。

こうして血糖値が下がらない悪循環な状態をインスリン抵抗性=高インスリン状態といいます。

これがⅡ型糖尿病になる要因です。

断糖で糖尿病が完治!

Ⅱ型糖尿病はお分かりの通り糖の摂り過ぎがそもそもの原因です。なので糖質をやめる事が有効な手段です。

やり方はこうです。

  • 薬やインスリン注射はいっさいやめる
  • ご飯、パン、甘いお菓子など糖質を含むものは食べない
  • 肉や魚などの動物性タンパク質をしっかり摂る
  • 筋肉量を増やし糖代謝を促進させるため筋トレする

ポイントは、食べるべきものは糖質を上げない食材です。つまり魚や肉、卵、などの動物性タンパク質、糖質の少ない豆腐などです。これらは糖尿病でもお腹いっぱい食べられます。

さらにエネルギー消費の大きい筋肉を増やし基礎代謝を上げる事です。

糖尿病というのは血中の糖が多い状態である高血糖症なのです。つまり、糖尿病患者には糖を抜くという事が重要になります。

「糖質は脳の唯一のエネルギー源」の誤解とは?

脳と言うと、脳のエネルギー源は糖。つまり断糖なんかしたら脳の働きが悪くなるのではないかという懸念が有るかと思います。

しかし、脳のエネルギーとなるのは食材に含まれる糖質ではなく、糖質を分解してできる血液中のブドウ糖なのです。炭水化物などの糖質は、肝臓でブドウ糖に変換され、はじめてエネルギーとして使う事が出来ます。

つまり、脳が必要とするブドウ糖は私たちの体の中で作る事が出来るのです。

体内では肝臓や筋肉に含まれる多糖類の一種であるグリコーゲンやタンパク質を構成するアミノ酸、脂肪酸などを原料にして糖を作る事が出来るので、糖質をわざわざ食べる必要もなく、もちろん健康上は何の問題もありません。

ビタミン・ミネラルは肉や魚を常食すれば不足しない

断糖する場合、気をつけなければならないのは、実は果物や野菜も糖質が結構あるという事です。例えば根野菜は糖質の宝庫ですし、ねぎ類、トマト、カボチャなどの暖色系の野菜も糖質は豊富です。

もちろん糖質の少ない野菜もあります。アボカド、もやし、スプラウト系の野菜、ハーブ類も少ないです。

糖質があるからと野菜類があまり食べられなくなるとビタミン・ミネラルが不足しないか心配になる人もいるでしょう。

しかし、実は肉や魚、卵などの動物性タンパク質にも多くのビタミン・ミネラルが含まれています。

むしろ野菜や果物から摂るよりもバランスが良いのです。この場合、ポイントとしては色々な動物性タンパク質を摂る事です。

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