脳の老化を99%遅らせる方法 疲れを脳にため込まない37の新習慣

脳の疲れで脳老化は既に始まっています。脳の老化を防ぎたい人におすすめ

脳の老化を99%遅らせる方法 疲れを脳にため込まない37の新習慣 

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著者:奥村歩

初版発行:2016年11月

著者:奥村歩とは

1961年生まれ。医学博士。おくむらメモリークリニック院長。岐阜大学医学部卒業、同大学大学院博士課程修了。アメリカ・ノースカロライナ神経科学センターに留学後、岐阜大学附属病院脳神経外科病棟医長併任講師、木沢記念病院勤務を経て、2008年に「おくむらクリニック」を開院

概要

日々のちょっとした度忘れも頻繁にある状態をいつまでも放っておくと、いずれ脳のパフォーマンスがガクンと落ちます。それだけでなく、脳の老化が早まり、うつ病や認知症のリスクも高まります。

まだ若いしとか、まだ関係ないでしょと思っている方も多いかもしれませんが、日々忙しく駆け回っている働き盛り世代の人こそ、脳の働きを衰えさせないように気をつけなくてはならないのです。

通常30代~50代ではアルツハイマーや認知症を発症する事は滅多にありません。しかし、認知症ではないからと決して喜べる事はありません。

この働き盛りの世代は日々の仕事に疲れ切っている人が多く、時間や情報に追い詰められ、あまりの忙しさから脳のパフォーマンスが低下していることがあります。

こうした状態は、脳の「デフォルトモード・ネットワーク」という機能が低下していることを表しています。実は働き盛りの世代がこの機能を低下させると、将来てきめんに脳の老化が加速してしまいます。

この「デフォルトモード・ネットワーク」の機能が低下すると様々な影響が出ます。例えば、仕事中で集中力低下、つまらないミスや失敗、スランプや不調、さらにはうつ病になりやすくなったり、将来認知症のリスクも高まります。こういった事は思い当たる人は実は多いのではないでしょうか?

実はこれは、きちんとした自覚症状を持っている人が少ないので、気付いた時には通常の年齢よりも早い段階で脳を老化させてしまっているのです。

しかし、脳の老化は防ぐ事が出来ます!本書ではのこ脳の老化を防ぐ方法をご紹介しています。

この方法は著者曰く、毎日仕事でが忙しく、脳に疲れがたまっているような方々には100%に近い確率で効果を発揮するはずです。と述べています。

本書を活用して歳を取ってもパフォーマンスが落ちない脳を作っていってください。

目次

1 あなたの脳の老化は30代からすでに始まっていた!

2 脳のつながりをよくするカギ デフォルトモード・ネットワーク

3 働き盛りで脳が成長する人としない人、ここで差がつく!

4 簡単セルフ・トレーニングでつながりのいい脳をつくる!

5 “一生老いない脳”は自分でつくる!

読みどころ

脳が老化するかしないかは、脳のつながりで決まる

脳の老化とはどういった状態の事でしょうか?脳細胞が減った状態?脳内にアミロイドβが溜まった状態?

実はどちらも違うのです。

脳の老化は、「脳のつながりが悪くなる」事からはじまります。

では、脳のつながりとは何か??具体的な例を上げてみましょう。思い当たる人は多いかもしれません。

  • 一つの事に執拗にこだわって、全体が見えなくなってる人
  • 嫌な事や失敗など、一つの事が頭から離れなくて、どんどんマイナス思考にはまってしまう人
  • 自分の努力や頑張りが報われないと感じている人
  • 朝から晩まで目先の仕事にばかり追われて一日が終わってしまう人
  • 毎日忙しすぎて、ぼんやりする暇すらない人
  • いつもぐったり疲れて、うっかりミスが多い人
  • かつては夢や目標を抱いていたけれど、もうどうでもいいというような気になっている人
  • 同じ日常の繰り返しで、毎日がつまらないと感じている人
  • 自分の人生になんとなく、あきらめ感や行き詰まり感を持っている人

ここに挙げたような脳のつながりが悪くなっている人は、実は大変脳の老化が進みやすいタイプなのです。簡単に言うと脳のつながりとは、脳回路のネットワークの連絡性の事です。

例えるなら道路網の様なもので、脳の中では記憶や感情、思考、行動指令など様々な情報が行き来しています。つながりの良い脳はアクセスが良く、どの道路も大きい道路に繋がり道から道へすいすい行けるのですが、つながりが悪い脳は、アクセスが悪く、すぐに袋小路にはまり、行き止まりにぶつかるなどします。

つまりこの脳のつながりの良し悪しが脳の働きの良い悪いを決定づけています。

こうした脳のつながりの悪い状態を放置しておくと、非常に脳の老化が進みやすくなるのです。

こうしたつながりの悪い脳でもセルフ・トレーニングによってつながりを良くする事が出来ます。そうすれば老化しにくい脳へと変える事が出来ます。本書では当然このトレーニング方法が伝授されています。必見です。

脳を成長させるコツを知る事

脳はいくつになっても成長します。どんなに歳を取ったとしても「これは!」という新鮮な刺激があればさかんに回路を伸ばし、組み替えたりして成長します。

ただし、脳の成長には個人差はあります。この個人差がつく原因は、普段の脳の使い方にあると思います。つまり良くない脳の使い方を身に着けてしまった人は、早い段階で脳回路の成長が小幅にとどまってしまい、逆によい脳の使い方を身に着けた人はいくつになっても、大きい成長幅を維持していけます。

この脳回路の伸び幅にもっとも大きな差がつくのが、30代~60代にかけての働き盛りの時期だと考えています。

脳回路を道路に例えるなら、「30代は沢山の道路を作る」、「40,50代は道路網を完成させる」、「60代以降はその道路網を利用していく時期」というようにそれぞれの年代にあった伸ばし方をすることが求められています。

本書ではこの年代ごとに具体的にする事を解説しています。脳を成長させるためのポイントがここにあります。将来のためにも自分のためにも一度読む価値のある章です。

脳のつながりをよくする「ニューロビクス」とは何か

脳は自分で鍛える事が出来ます。それはポイントやコツをつかんでトレーニングで積んでいけば、自己努力で脳を成長さえる事が出来るのです。

この脳を鍛える事を「ニューロビクス」と言います。これはアメリカの研究者が作った造語ですが、ニューロン(脳神経細胞)とエアロビクスを足して作った言葉です。

このニューロビクスによって脳のつながりや先ほども概要で書いたデフォルトモード・ネットワークの働きを良くします。本書では効果を最大限に発揮するニューロビクスを紹介して言います。

いずれも簡単に身に着けられる習慣で、日常生活の延長線上で気軽に取り組めるものです。

これでいくつになっても老ける事のない脳に育てていきましょう。

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