大学の研究で分かった理にかなったアンチエイジングをしたい人におすすめ

アンチエイジング読本: 黄金バランスが“きれい”をつくる

アンチエイジング読本: 黄金バランスが“きれい”をつくる の要約

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著者:石井直明

初版発行:2015年3月

著者:石井直明とは

1951年神奈川県生まれ。東海大学工学部応用物理学科原子力工学専攻卒業。同大学医学部助手、講師、助教授を経て教授。同大学ライフケアセンター長。1986年から2年間、アメリカ・ロッシュ分子生物学研究所に留学。医学博士。専門は老化学、健康医科学、分子遺伝学。1988年に世界で初めて老化と活性酸素の関係を分子遺伝学的に証明し科学雑誌『Nature』に掲載される。日本基礎老化学会理事長、日本老年学会理事、日本抗加齢医学会理事・評議員などを歴任

概要

誰もがいつまでも元気で健康に過ごしたいと思っていますが、加齢による肉体的な衰えは徐々に進んでしまいます。

しかし、この老化速度と言うのは個人差があり、今では遺伝子的な要因より生活環境が老化速度に大きく影響することが分かってきました。

つまり、生き方を変えれば老化の速度を抑える事が出来ると考えられるようになりました。

本書は、この老化速度を遅くするための研究、つまりアンチエイジングを研究しているをしている東海大学医学部の研究結果をもとに、アンチエイジングの方法を説いた本です。巷に蔓延しているアンチエイジングの情報とは違い、研究をもとにした本質をついたアンチエイジングのまさに読本です。

東海大学では実際にアンチエイジングに取り組むに当たり「病気の有無を診てくれる人間ドッグをさらに進化させ、個人に最適な健康の指導までやってくれる施設があれば」という考えの元、さまざまな専門家の方の協力があり、東海大学医学部付属東京病院に抗加齢ドッグが発足しました。

また健康医科学において科学的根拠があるものを発信する目的で大学院医学研究科にライフケアセンターを設立。現在も企業や自治体、省庁などの研究体制を作り上げています。

本書は、こうした中で培ってきた情報をふまえて、美しく健康に老いる「黄金バランス」について書かれています。

真のアンチエイジングを知る事が出来る1冊です。

目次

1 見た目年齢は体内の老化に比例する!

2 老化とは体がサビること!?

3 あなたの体はオーダーメード

4 アンチエイジングにも「黄金バランス」がある!

5 ちょっと待って!その行動が老化を招く

6 家族の「これから」は食生活が決める!

要約

見た目年齢は身体の老化に比例する!

デンマークの調査で双子の追跡調査をしたところ、調査中に死亡した人の見た目が、暦の年齢よりも老けていることが分かりました。つまり、老けて見える人の方が早死にする傾向があったのです。

これは何を意味するのか?例えば、血管が若く、しなやかであれば肌や髪など見た目に直接かかわる部分に栄養が充分に行きわたっていると言えます。逆に皮膚の代謝が悪くなると、ターンオーバーの期間が長くなり、肌にハリやツヤが無くなります。

細胞レベルで元気がなくなると、見た目にも表れてしまうという事です。

実は老化は20歳を過ぎた頃からはじまると言われています。

では老化を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?それは食べ物などの生活習慣を気を付けることです。これが老化には大きな影響力がある事は分かっています。

本書では老化予防になる知識や方法を科学的根拠に基づいて伝授しているので、アンチエイジングをしたい人にはまず読んでもらいたい1冊です。

アンチエイジングの黄金バランスとは

運動をしても不健康な結果に?

東海大のライフケアセンターが行った多摩ニュータウンでの健康調査によると、なんと血液の状態が最も悪かった人は毎日運動している人だったのです。

これは何故でしょう?運動する方が体に悪いのでしょうか?

更に詳しく調べてみた所、血液の状態が悪い人は食事を軽く済ませ、脂っこいものを好み、間食もして、好きな物を食べている人が多かったのです。

つまり、運動よりも、食事による影響の方が体には大きいという事です。いかにバランスのとれた食事が大事かという事が分かります。

栄養と運動バランスが秘訣

アンチエイジングの秘訣と言われれば、それは運動と栄養をバランスよくとる事です。

食事においても栄養バランスは重要です。

栄養を摂るうえで重要なのは必須栄養素をとることです。必須栄養素とは体で作る事が出来ない栄養素です。つまり外から取り入れるしかない栄養素という事です。

例えば、人間のタンパク質は20種類のアミノ酸からできていますが、そのうち8種類は体内で合成できないので外から取り入れるしかありません。

また、ビタミンミネラル、脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸も体内で合成できないので外からとるしかありません。

人体はこの必須栄養素が必要量有れば健康を維持できます。しかし、ただ細胞レベルで元気になっても、細胞に情報や栄養を与える血管、リンパ管、神経が整っている事も必要です。そのために、ハーブや漢方、機能性食品が必要な事もあるでしょう。こういったものをうまく利用して体のバランスを保つことが真のアンチエイジングの秘訣と言えます。

老化を招く行動とは

まず健康的に食事をする事を考えた時、血糖値を無視することは出来ません。実は血糖値を急激に上げ下げする事は太りやすくなり、体にも大きな負担をかけています。

例えば精製された砂糖は実は血糖値を急激に上げます。するとすい臓でインスリンが一気に分泌されます。その結果一気に血糖値が下がり、またお腹が空いてくる、甘いものが欲しくなるという悪循環が生まれます。

これを防ぐ食事方法があります。それは野菜などの食物繊維があるものと一緒に食べる事です。野菜などを先に食べる事で血糖値が急上昇することが防げます。

このように本書では老化を招く行動をいくつか紹介しています。日常でやりがちな事が老化に繋がっていることがあるので是非参考にして老化を予防してください。

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